のぼりの作り方
のぼりのサイズは世の中に色々とありまして、例えば店内のカウンターに置くようなミニのぼりや、神社などで掲げられている特大の12メートルを超えるような物まで有りますが、街中で見るような一般的なのぼりは、屋外用として1.5メートルから3メートルで納まるような大きさが使用されていますが、決まりがあるわけでは有りません。
また、のぼりを作る時には「のぼり旗」にポールを通すための「チチ」を縫い付けることになりまして、大きさは3センチくらいですが、70センチ程度まででしたら旗の上部に3ヶ所と、左右のどちらかに5ヶ所縫い付けることになります。
そして、ほつれ防止をするために三巻縫製をする業者もいるようですが、この場合は仕上がりサイズとして若干では有りますが小さくなりますので覚悟しておいてください。
さらに一般的に流通しているのぼり用のポールですが、横棒の大きさは60センチから110センチぐらいが主流となっていまして、のぼり旗が美しく見えるように、それぞれのバランスをとることも重要なのですが、基本的には横棒がのぼり旗のサイズよりも15センチぐらい長く設定されていることで、美しく見えると言われています。
この感覚はご自身で決めるよりも、依頼したのぼり業者のプロに任せた方が正確ですので、無理に決める必要もありませんし、専門家に依頼した方が美しくなります。
今では基本的な形が決まっている物を提供しているところもありますので、そこまで悩んで制作する必要もありませんから、デザインだけはしっかりと考案しましょう。
伝統的な工芸技法
のぼりの重要なところとして、丈の方も気にかけて欲しいのですが、屋外広告の視点から考えて、あまり長くしないようにし、視野に入りやすいように配慮するのが無難とされていますが、何かよいアイディアがあるのでしたら、業者に相談してみましょう。
また、丈は2メートルぐらいまでが良いとされていますが、これは近隣の迷惑を考えた場合の長さでして、周囲に何もないような場所であれば、それよりも大きめで作成し、3メートルや4メートルぐらいののぼりでも良いと思います。
そんなのぼり旗ですが、これまでも染め物として、伝統的な工芸技法で制作されており、印染と呼ばれていた時代もあり、語源は江戸時代の造語とされているわけですが、現代の技法としては主に反応染と言って、染料や薬品によって生地全体を染めていく方法や、顔料プリントが主流となっています。
最近ではコンピューターのデータをそのまま出力することが可能となっており、ダイレクトインクジェットや転写も増えて、多彩な表現が出来るようになっているようです。
のぼりは破れるまで使用しようと思えば数年持つかも知れませんが、基本的にのぼりを屋外で使用した場合、3ヶ月ぐらいが寿命とされておりまして、昇華転写においては2ヶ月ぐらいとなっており、風や雨、紫外線などの様々な要因があるので、何年も愛用するような物ではないようですが、屋内で大切に保存しておけば問題ないでしょう。